プリント基板露光機の製作

	PICマイコンを使って何か製作をしたいと思っても、今までの手書き基板での製作では、困難 になってきました。以前から一度やってみたかった感光基板によるプリント基板の製作にトライ すべく、まずは露光装置を製作してみました。 　基板の露光としては太陽光線や蛍光灯などいろいろな方法が紹介されていますが、失敗が少な いケミカルランプを使用した露光機にしました。
	製作 　製作例を写真に示します。製作といっても蛍光灯取り付け台をシャーシにつけ電源SWをつけた だけです。 　使ったケミカルランプはFL4BL　4W/100Vを2本使用しています。ワット数の大きなランプ一本より 小さなランプを2本にしたほうが光が均一になるのではと思います。シャーシは200*150*80とし、 ゴム板から切り出したゴム足をつければランプと基板との距離は約4cmとなります。 　実際に露光してみると、光源のワット数や基板までの距離によって露光時間が全くことなってくる ことをはじめて知りました。 　他のＨＰなどに紹介されている露光条件では、15〜20分程度になっていますが、今回製作の光源 では4〜5分程度できれいに感光しました。 　この条件を見つけるのにずいぶん基板を無駄にしました、このあたりのノウハウは次回にします。