シャックのリニューアル、アンテナカプラ周り



2017.10.29
はじめに
　　自作のリグがだんだん増えて、棚に並べたままになっているリグや、床に置いたままになっているリグが多くなってきました。これらのリグの多くは背面にコネクタがあり、使うためにはいちいちリグを引っ張り出して 背面のコネクタ接続を変えなければならないとか、実用的でないとかで、どうしても使用機会が減ってしまいます。
　　シャックのリニューアルを機会に、古いリグにちょっと手を加えたり、シャック全体構成を見直したりして、これ以上匡体を増やさずに実用性アップして末永く使って行けるシャックを作っていきます。

シャックの構成案を考えてみる、アンテナカプラ周り
　

　当局のHF帯構成として、3系統の送信システムがありますが、アンテナカブの入力は1系統分、SWRメーターの入力も1系統、さらにモニター用の20dbカプラなどを接続しているため、送信機を切り替えるとなると コネクタの接続だけで億劫になってしまいます。
　今回はこれらの切り替えを容易にするため、既存のリグにちょっとした改造を追加することにしました。

　 　 同軸SWの追加
　当初SWRメーターに3入力同軸SWを追加組み込む検討しましたが、手持ちJUNKに接触不良の同軸SWがあったのでこれを修理して使いました。
同軸SWの修理　以前にオークションで入手したSWですが、Mコネクタのセンターピンの勘合がゆるく接触が不安定でしたが、センターピンの割り込みに銅テープを挿入して修理しました。
　SWは、2入力の切り替えですが、瞬時に切り替えできるようになり、随分スムーズに切り替え出来るようになりました。

アンテナカプラに-30dbカプラの組み込み
　長年使ってきた自作アンテナカプラーに組み込んでみました。詳細はカプラーの製作2へを見てください。

　　 使用してみて
　普段はモニター端子にシンクロを接続し、波形をモニターしています。特にAMモード時の過変調防止にはとても有効です。

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