FT-101Zをお気に入り受信機に改造
ローカルのOMより「部品取りにどうぞ」といただいたFT-101Zを日頃妄想している内容を盛り込んでお気に入り受信機にリメイクしようと、新プロジェクト
をスタートします。
2014.12.21
はじめに
ローカルOMより真空管パーツが取り外されたFT-101ZD(MKⅢ)をいただきました。主要なユニッを利用したり、不足のユニットは新規に製作したりしながら
「お気に入り受信機」に仕上げていく新プロジェクトです。
本プロジェクトは不定期な更新になりそうですが、少しづつ楽しんでいければと思います。
どんな受信機に仕上げていくのか
この当時の無線機といまどきの受信機との違いはRF周り、VFOの安定度、DSPの有無などがありますがシングルコンバージョン、アナログ処理独特の静かな受信機と
いうイメージで、ちょっと改造すれば「お気に入りの受信機」に仕上がるはずです。
以下日頃の妄想を書き出してみます。
カタログスペックより
- RFイメージ比、IF妨害比の改善、カタログでは60db前後のスペックですがS9+40dbの強い局が乱立する現代では80db以上に改善を目指す。
- ダイナミックレンジの改善、プリセレ同調により現代のBPF方式より条件が良いはずですが、90db以上は目指す。
- アナログVFOの安定度改善、AFC回路の追加を検討する。
- BW回路の周波数MIX回路のON/OFF回路を追加したい。静かな受信機を目指すならMIX段は出来るだけ減らしたい。
- RF段にPINダイオードによるRF AGC回路を内蔵したい、RF AMPに使っているFETは2信号特性優先の条件で使い、AGCはPINダイオードで受け持つ
- Sメーターは正確なレベル表示の回路に改善したい。
- AF段にはカットオフ周波数可変のLPFを内蔵したい。
など、とにかく静かにピュアーなCWトーンの受信機を目指して少しづつ回路を作っていきます。
Top Menu
改造1へ