写真は、新たに製作した2SC2638を使用したドライバー。100mW入力で1W〜2W程度の飽和出力が得られます。これ以上入力を 上げても出力は増加しません。
当初の計画では2SC1971の1段で4W程度の出力が得られるはずでしたが、実験途中で2SC1971を飛ばしてしまい、代替としてオー クションで入手した2SC2638を使用しました。2SC1971に比較しゲイン、および直線性が悪く、結果直線性のいい領域で軽く 動作させています。
この後もう1段ファイナルアンプで4Wまでアンプしていますが、レベル配分に無駄があるようです。2SC2638はもう少しパワーが でるはずで、出力側のマッチングを最適化する必要があるかもしれません。
入力側のマッチングに写真のようなトリマーを使用しましたが、何度も回して実験するには耐久性もありなかなかFBです。放熱 は2mm厚のアルミ板に取り付けています。パワーの割にはちょっと大げさな構成で、検討の余地がありそうです。
