簡易電源完成、特性確認


完成写真  やっと完成です。AC100Vを扱いますのでしっかりとケースに入れ、また レタリングも入れれば一段と格好良く仕上がります。

 型名は、MinPwr_99、かなりいいかげんだけどこれが無いとパネルが 締まりません。ぜひ好きな型名を入れましょう。
電圧表示が無いのはちょっと不便ですね。コントロールVRに電圧を示すポジ ションのレタリングを入れれば良かったと思います。
右下のプレートは職場で使っているものを貼り付けてみました。ちょつと雰囲 気だけでも出ていませんか
回路図/Schematic Diagram
schematic  回路図中、C1,2は1000uF/100mAを目安で容量を決定しましょう。 D5は逆電圧印加防止用です。実験中他の電源と同時使用の場合思いがけす逆電圧 がかかることがあります。無くても動作しますが、安全の為入れてあります。
 安全の為、ヒューズは必ず入れましょう、大体0.5A−1A程度でOKです。
出力電圧は、Vout=1.25V*(1+(R3+R4)/R2)になりますが、もちろんトランスで取り出せる 電圧以上は取り出せません。

出力特性/Output data
特性データー  データーもきちんと取ってみましょう。負荷電流を、変えて電圧の変化を調べてみました が、まずは実用上問題無いレベルです。
 リップルはMaxload時にも3mVpp以下です。データーを取っていると少しずつ 測定器が欲しくなってきます。そうなってくると、あなたも、そろそろベテランかも。

仕様


INPUT AC100V+/-10%
OUTPUT 2.5-12.5V/500mA
REGULATION <0.15V Iol 0-500mA
簡易電源として十分な性能になりました。電源は実験中何台も必要になりますので、ジャンク を利用して作っておくのもいいですよ。


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