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現像 露光が終わると基板にうっすらとパターン浮き出ています。本当にうっすらなので、最初はうまく露光していないと思って 何回も繰り返してしまいました。 現像液は、スプレータイプと粉末を溶かすタイプがありますが、スプレータイプを使ってみました。 これから何回か繰り返し使用が予想される場合は、スプレー式の方が経済的なようです。 露光済みの基板にスプレーを吹きかけ、泡が流れ落ちるような感じで2、3回吹き付けます。パターンがきれいにうきでれば 成功です。 露光がうまくいっていないと、パターン以外の部分も薄く感光膜が残ったようになり、エッチングに時間がかかったり、パタ ーンが残ったりしますので、早めに失敗とあきらめて再トライがいいようです。 現像後は基板を水洗いして完成です。写真では0.6㎜程度のパターンも比較的きれいに出来ています。又この段階でマジックなど で修正も可能です。 |
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エッチング 次はエッチングです。私なりのノウハウを紹介します。 1，エッチング部分は出来るだけ少なくする為、不要部分はGNDパターンなどで残すようにする。基板周囲はマジックで塗りつぶ しています。 2，エッチング液はぬるま湯程度に暖めて使う。洗面台に熱めのお湯をはってやっています。 3，基板はガムテープなどに貼り付けて、エッチング液の中に紙すきのようにしてゆらしてエッチングする。不要な部分は 早く溶け出してくる部分と最後に溶ける部分があるので、先に溶けた部分がオーバーエッチングにならないよう、エッチング液に 浸る部分を調整しながらエッチングする。 エッチング時間は、エッチング液の新しさや温度によっても変わってきますが、大体10分程度でエッチングは完了します。エッ チングが終わったら基板をきれいに水洗いします。 使ったエッチング液は4、5回は十分使えますので、こぼれないよう保存しておきます。 |
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エッチング完了 エッチング完了の状態です。 失敗した場合や、基板サイズの分割を考えてまとめて製作することも可能になってきます。こんな風になってくると基板を ローカル局に配布したくなってきますよね。 |
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完成 水洗いした基板は、乾燥後カッター等で分割して希望のサイズに合わせます。 感光膜を、アルコールでふき取れば、きれいな銅パターンが出てきます。写真の基板は今までの過程で示した基板と違っていま すが、次回製作予定のPICマイコン使用の周波数カウンターに使用する基板です。 感光膜の除去には、他にもスチールたわしなどでこするなども可能ですが、アルコールの方が圧倒的にきれいに出来ますし、力 もいりません。アルコールは半田フラックスの除去などにも使いますので、常備しておけばいいでしょう。 私は、殺菌消毒用エタノール500mlを薬店で購入しました。 この後基板にフラックス塗布してもいいですし、レジストをスプレーしてもいいのですが、レジストスプレーする場合は、事前 にパターンショートが無いかパターン切れが無いか十分にチェックする必要があります。 レジスト基板の作成については別の機会に紹介します。 |