HFトランシーバーの構想Rev2

'06.11.3
   構想の見直し
しばらく休んでいた最高級(?)トランシーバーの製作に再チャレンジ
CASE はじめに
  現在私のシャックにはHF帯のリグとしてFT-301Sと自作7MHzQRP機が2台ありますがいずれもいろいろな改善点が目立って 来ました。そろそろ性能的にも最高級クラスの次の自作機が欲しくなってきました。
HFトランシバーの製作を通して、マイコンソフトなど新しい知識の吸収、知る喜び、製作の喜びが感じられるなどとても自作は 大変楽しいものです。

全体の構想
  バンドは1.8−28MHz用とし、受信部はハムバンド専用とする。
  PWRはQRPでの運用がメインなので、MAX10Wとし、0.1W程度まで連続可変したい。
  受信部ダイナミックレンジと感度QRP QSOではノイズすれすれの信号をピックアップするためやはり感度を重視し、ダイナ ミックレンジは実用レベルを確保。とにかく静かな受信機を目指したい。
  自作の進め方として、各部をモジュール化するのはもちろんですが、いくつかのモジュールをまとめてユニット化して、既 存のリグと組み合わせて実際に使用できる状態に仕上げておき、最後にユニットをまとめて完成させるというステップを取っていき ます。
  ケースは20年以上前にオーディオアンプ用にと購入していた物を使う予定。いままではケースは最後に検討していましたが、今回は 最初の段階から配置をイメージして進めていきます。
それでは大体の仕様を決めてみます。

目標仕様の決定
  以前の測定環境に比較してかなりの測定器はそろってきましたので、自分の持っている部品や、新しくトライする技術に応じて 具体的な目標仕様を決めてみました。
電源電圧.......24V+/-2V
消費電流.......受信時 1A以下、送信時 3A以下
周波数範囲.....1.8-29MHz CW/SSB
構成...................トリプルスーパー又はダブルスーパー、1stIF45M 2ndIF未決定 3rdIF 455KHz
受信感度.......MDS-140dbm以下
送信出力.......0.1W-10W連続可変
その他...........受信ダイナミックレンジ、内部雑音には特に気をつけた設計とし、QRP信号がクリアーに聞き取れる。
使い勝手では
・効果の実感できるアクセサリー回路出来るだけ盛り込む。
・マイコンを内蔵しソフト面を充実させる

 浮かんだアィデアや実験結果などは一冊の実験ノートにまとめていくと、通勤途中のバスの中でも自作が楽しめますよ。
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